1969年にSONYが作り出したステレオセット「HP2000」は、当時の最新機材がセットになった充実のミュージックシステムでした。オートマチックレコードプレイヤーや大型のオープンリールデッキが格納されていたりと、音楽周りの当時での最新機材が揃っています。現在ではネット検索をしてもヒットせず、たまに海外などでのオークションに現れるぐらいの存在で知名度は低いですが、結構な名機に入るのではないでしょうか?
スペック
項目 | 詳細/スペック |
メーカー | SONY |
大きさ | ・アンプユニット(W49×H63.5×D39) ・スピーカユニット(W54×H63.5×D39) |
電源 | AC100V 75w |
機能 | ・AMラジオ ・FMラジオ ・オープンリール ・レコード ・AUX ・録音端子 |
入力端子 | ・FMアンテナ接続口 ・AMアンテナ接続口 ・プレヤー端子 ・AUX端子 ・テープ端子 ・録音端子 ・録音/再生端子 |
出力端子 | ・アース接続端子 ・スピーカー端子(メイン) ・スピーカー端子(サブ) ・サービスコンセント |
添付品 | ・メインプリアンプユニット ・スピーカーユニット*2 ・レコードユニット ・オープンリールユニット |
発見したレビュー品
祖父の遺品として発見。最初はゴミ屋敷状態の部屋の中に埋もれる形で放置されていました。 日の当たる窓辺に設置されていたことから、ケーブル類は溶解してしまっています。 なんとか祖父の部屋を整理整頓し、ステレオ本体も、劣化を防ぐために窓から離して、日の当たらない部屋の内側に移設。 ベタベタになった溶解ケーブルもなんとかウェットティッシュで拭き取り、 コンセントに接続。結果問題なく起動しました。
HP-2000の外見
メインアンプ正面
光沢のある木製キャビネットで構成されています。上部は跳ね上げ式でレコードプレイヤーが格納、中央部分がメインアンプのユニットになり、レコード盤と直結した形になっています。
メインアンプの下部はオープンリールデッキが格納できる収納ボックス部分になっています。