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Panasonic Let’s Note CF-NX3

Panasonicのタフな小型ノートPCのレビューです

[時はさかのぼり2013年…当時ではお高い「Panasonic」が送るブランドPC、Let’snote。この年に発売されたのは「CF-NX3」。法人用ブランドでもハイクラスに上り詰める20万のビジネスモバイルPC。

今は2020年度。発売からもう7年が経過しているPCだが、今中古市場で最も実用的とも言われるようになってきたノートPCなのだ。まさに「コスパ最強」と言っても過言ではないくらいのシロモノを今回は徹底的にレビューさせていただく。](../shortcodes)

Panasonic Let’snote CF-NX3の基本仕様

メーカー Panasonic 製品名 Let’snote CF-NX3 レビュー品型番 CF-NX3RDJCS OS Windows8.1 CPU intel Core i3 4010U GPU intel HD Graphics Family RAM DDR3 1 ROM HDD 750GB スピーカー 右モノラルスピーカー 光学ドライブ N/A 入出力ポート ・USB 3.02ポート(左) (急速充電対応) ・USB 2.0*1ポート(右) ・VGA ・HDMI ・SDカードリーダー ・充電口(16V) ・セキュリティーポート ネットワーク ・無線LAN ・有線LAN ・ADSL(電話線) ディスプレイ ・12.1インチ ・TFTカラー液晶 ・HD+ (1600×900) ・ノングレアパネル キーボード JPキーボード Webカメラ N/A(マイク含む) バッテリー ・Sバッテリー:13時間駆動 ・Lバッテリー:26時間駆動 大きさ 幅295mm×奥行197.5mm×高さ25.4mm 重さ 1.13kg メーカー希望価格 24万円前後(発売当時)

今回取り上げるのは現行のLet’snote…ではなく、主に中古市場で手に入れられるPanasonic Let’snoteシリーズ「CF-NX3」を紹介していく。元値は20万を超えるものだが、今では1万円を切るか、否かの価格帯にまで下がって非常に手に入れやすい品となっている。

企業でのリース品や大量購入品が出回っていることから中古市場で安く、そして安定した在庫数。メルカリやヤフオク、中古PCショップなどでも至るところでお目にかかれる商品だ。

なんと言っても小型なのに丈夫。そしてビジネス用途ならば十分の作動安定性。小さすぎずかばんに入る丁度いいを形にした名品と言っても過言ではないくらいの品がこんなに安価で購入できるのが又不思議なくらいのものなのだ。

購入層もビジネスマンだけではなく、意外と日常プライベート生活でもサブ機どころかメイン機として愛用する猛者も現れるほどのLet’snoteは今絶大な人気を誇っているノートPCだ。新品で買うとなれば、流石に引きみになるだろうが、この価格で一体どのくらいの快適さを見せてくれるのだろうか…?

外見レビュー

真ん中にPanasonicロゴ。これは歴代から相変わらずのデザイン。メタリックカラーって述べたけど随分と重そうだ。だがそれは見た目だけで、実際持ってみるとすごく軽い!1.弱kgほどで十分すぎるほどの実用性重量。今はLサイズバッテリーを搭載しているが、電源駆動時にバッテリーを外してみると1kgを切る軽さにまで。軽量パソコンがどんどん進化する過程のさなかにできたPCだろう。

実際に活用することを想定してかばんに入る技術書を上に重ねてみた。B4ノート1枚分の大きさがLet’snoteの大きさになるということだ。つまり、リュックサックにもすっぽり収まりらくらく持ち運び。わざわざPC用の持ち運び鞄など用意する必要もないのだ。

背面はメカメカしい作りになっている。交換することを前提としている部分はドライバー1本でかんたんに部品交換ができるのは今では評価するべき点だ。今どきのPCはパーツが完全に内蔵で、交換する際も修理扱いになり修理代が高く取られるということが多いが、これならある程度PCの心得を習得している人であれば自分好みのPCにカスタムアップすることができる。

ステッカーとして貼られているWindowsステッカーはWindows8のもの。出荷時は8.1が載せられての状態だった。中古で手に入れた時点では既にWindows10へとアップデートが済まされた状態に。

モニターを前回にさせてみたところ。180度ピッタリの全開は机の上でメンバーを囲んで意見交換なんかをする際に非常に相手に見せやすくなる。こじんまりしたグループ内でのプレゼンなどに活用してみてはどうだろうか

本体左側。家電量販店などで取り付けられるセキュリティーチェーンのポート、排気口、HDMIにVGA。急速充電可能なUSB3,0まで揃えて外出先での母艦的役割もフルにこなせる拡張性の良さ。今どきの端末はHDMIのみの搭載で、古いプロジェクターとの接続時に困ってしまう旧規格のVGAもちゃんと装備されているところは非常に褒めたいところ。

本体右側。SDカードリーダはブロガーや写真家などにとっては非常に重宝するもの。また、社内で利用することを想定しての有線LANポートをしっかり装備。珍しいことに電話線の接続ポートがあること。今どきはFAX付きのプリンターやルーターぐらいしか装備したものは見かけない時代。Let’snoteでも大概は電話線ポートが非搭載のものが多く、ハメ殺しキャップで塞がれている状態。この機種は珍しく搭載されたモデルのようだ。

正面から。電源通電時にはスイッチが緑に光る。ボタン式ではなくPSPのようなスライドで通電させる物となっている。横には物理的に切り替えできるワイヤレススイッチ。飛行機搭乗時にはここでスマートにOffにさせよう。

DVD搭載モデルのSXシリーズは右側にDVDドライブが搭載されるがこのNXは非搭載。パーツ自体はSXのものとは共通のようで天板部のみ違いがある。オープンスイッチが無いものに取り替えられているようだ。マイナスドライバーなどで差し込めば一応開閉させることは可能のようだ。

個人的にカスタムさせた箇所

中古品として手に届いたものでも十分なスペックがあるが一応サブ機として運用を検討しているため、色々部品を買い足して交換させてみることにした。

RAM 4GB▶8G Bへ。 ROM HDD750GB▶SSD120GBへ。 HDDからSSDへの乗り換えは必須。HDDな速度はまじでイライラするので。昔の人ってホントこんな超低速度でOSを動かしてきたって褒めてあげたくなるくらい…基本中古PC買ったらSSDに載せ替えるのは基本って感じです。RAMはLet’snoteを購入して半年ぐらいが経過した日に秋葉原で手に入れた格安RAMで8GBまで増強させています。

中古品であるにも関わらず…

中古品にも関わらず非常に持ちがいい点は高評価。元からの作りが強靭なボディー構造というのもあること、更にカラーリングのメタリックも非常に細かい傷が目立ちにくいことだ。毎日使っていればいくら強靭ボディーでも小さい傷はつくもの。他人に貸してもきれいなパソコンと褒めてもらっているぞ。

外部入力の多いこと

これは以前私が外部端子の指し口が少なすぎるMacBookでUSBが使えないことに非常に困難だった思い出から。MacBookはオンラインで使うことが前提とされていることからか、USBの指口がtypeC1本という構成。Wifiもない私の実家環境では本当に苦痛に感じたファイル管理。やっぱりオフライン作業のことを考えてくれているLet’snoteはUSBが3ポート、充電もできるので大きなモバイルバッテリーとしてだって活用できる。

問題点

問題点としては搭載されているCPUがi3なこと。本来Let’snoteは業務用のVPROi5だが、なぜか今回手にしたのはi3。しかも一般のi3はネットブラウジングする際には問題ないが、イラストを書いたり軽い動画処理、マルチタスクには非常にもたつきが感じられる

CPUは取替不可能なのでかけられる部分はRAMのみだが、8GB構成は必須と言っていいだろう。 つけるだけでも多少マシにはなるので。

最後に

今回手にしたLet’snote。私としては人生2代目のLet’snoteになるが、サブ機として大学卒業後も活用していくつもりだ。雑に扱っても壊れる気配なし。デザインもよく、軽いこと。ツイッターなどを見て回っていてもLet’snoteを愛用している画像もよく見かけることだ。中古市場でも非常に安く手に入れられるのでぜひおひとつサブ機に購入されてみてはいかがだろうか?

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