普段はWindows環境で作業しているものです。 今回は、実家帰省のタイミングでMacBookを持っていくのですが、ここ最近のOSXのディレクトリ構造がめちゃくちゃな件についてのお話です。
「document」フォルダが突然消えた
MacBookはLinuxでもおなじみUNIX形式で作成されており、ほかのLinuxOSとも基本的には同じファイル構造で構築されているのですが… ユーザーフォルダにある「document」フォルダ。これがMacOSXを使っていると突然消えてしまったトラブルです。
ユーザーフォルダのすべてのフォルダを見ても存在しません(逆にそれ以外は全部そろってる。) 他アプリのシステムファイルも入っていますし、自分自身で削除した覚えなどありません。 いったいどこに行ってしまったのか。
iCloudが原因だった
原因がわかりました。アップルが提供するクラウドストレージサービス、iCloud。私としては使う気はさらさらないので、常にOFFにしているのですが、今回MacBookProを新たに手に入れ、初期セットアップしている際勝手にONにされていたのでしょうか。ローカルユーザフォルダであるdocumentフォルダも勝手に同期されていたのですが、ここまでならまだ許容できる。(MSのOneDriveも同じ技術がある。)でもiCloudの場合、同期されたら、ローカルのフォルダはなぜか消滅してしまうという仕様。それが普通らしいです。
iCloudの連携を切ってみた
何度も何度もiCloudの連携はOFFにしてきたのですが、今回も勝手にONにされているので、またOFFにすることとなりました。で、クラウド連携を無効化すると、ローカルのユーザーフォルダにdocumentフォルダが復活しました。何とか問題は解決。
documentフォルダの内容が全部消えてる始末
一件落着かと思いきや、documentフォルダの内部データ、全部消えてました。クラウド連携を停止するとデータが抹消されるらしい?事前に手動で退避しとけってことらしいですが、自動でやってくれないのか…3Dの創作データなども全部消えてしまいました…
余談、OSXのdocumentフォルダの日本語名称…
本来UNIX系のディレクトリ、Win系もそうですが、documentフォルダありますよね。OSXの場合、日本語環境にしていると「書類フォルダ」と表示される仕様。そこ翻訳するんかい?って突っ込みたくなるが、ほかのミュージックフォルダやビデオフォルダはなぜかそのままカタカナ表記。音楽フォルダとか動画フォルダってなぜそこだけ翻訳しないのか…中途半端なOSでした… (アプリケーションで読み込むと一応英語表記のフォルダで認識されるらしい)