概要
お絵描き業界で歴史的に伝え続けられてきている用語「印象派」と「キュビズム派」についてのまとめです。これらの芸術運動は19世紀末から20世紀初頭(1801年~2000年)にかけて起きました。
詳細
印象派
- Impressionismと書いて印象派。
- 19世紀後半にフランスで起きた芸術運動。
- 光の陰陽を積極的に使う。
- 色の選定はとにかく明るく目立つ色で。
- ペン入れ、本番書きの工程はなるべく筆圧を薄めに。軽めに。
- 野外でお絵描きする。
- 風景や日常生活を切り取った絵が多い。
- 有名な絵師は「クロード・モネ」「エドゥアール・マネ」「ピエール=オギュスト・ルノワール」等
- 有名な絵はモネの「印象・日の出」エドガー・ドガの「踊り子たち」
キュビズム派
- Cubismと書いてキュビズム。
- 印象派が活動してからしばらく時間がたった後の20世紀に登場。
- 絵を書く対象を見て、幾何学模様のような絵柄に変換しながらキャンパスに書き出す。
- 幾何学模様=リアルだ!とムーブになる。
- 奥行、遠近法などガン無視、とにかく平面、2D
- リアルな絵は一切お断りのスタイル。
- 平面的なパーツをひたすら書くことでやがて面と面がつながり立体的に見えてしまう不思議な画法。
- キュビズム派の絵師の中でも「分析的キュビズム」と装飾面を強化した「合成的キュビズム」に分かれてくる。
- 有名な絵師は「パブロ・ピカソ」「ジョルジュ・ブラック」「ファン・グリス」等
- 有名な絵はピカソの「アヴィニョンの娘たち」やブラックの「バイオリンとカンデラブラ」
Tips
過去の有名絵師の絵はWebで公開されてる件
というわけで、歴史的な画法についてまとめましたが、こういうのって美術館に行ってしみじみーーーっと絵画鑑賞するもんだと思っていたのですが、案外ネットで転がってました。普通に絵画の公開サイトがあり、無料で閲覧できます。絵師としては1度は見といたほうがいいんじゃないかと。
National Gallery of Art - Open Access Images USEUM - Interactive Fine Art Gallery & Museum
こちらで見れるみたいです。
キュビズム派印象派以外にもあるらしい
なんかUSEUMで上がっている絵画カテゴリを検索していると、どうやら印象派、キュビズム派以外にもほかに派閥が複数あるっぽいです。また時間が空いたら各ページに分けてまとめます。